屋根垂木
建築家・奥野浩徳設計工房・奥野浩徳先生より早速、問い合わせを頂きました。先日の垂木をブログで見てくださっての問い合わせです。
製作した、垂木セットを持参して、大阪・堺に。

T及びLの上に、断熱材を置くだけでなく、上からの施工を出来るようにもう少し考えるよう指摘頂きました。現場では大工が上を見ながら天井を貼るのも苦労の一つだそうです。それは施工能率が遅いことに加え、転落の危険性がある点。

改良を加えてT・L垂木を使った使いやすく美しい 木の住まい提案を薦めていこうと思います。

PS
当社訪問時、村松篤先生矢田義典先生も関心を持ってくれています。皆さんの思いを聞かせて頂きながらより良い商品を造っていこうと思います。どんどん来社時に見てください。
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# by sakaguchi147 | 2008-02-28 10:58 | 日記
名古屋から来社
建築予定のMA様と共に名古屋で設計事務所をされています矢田義典設計室:矢田先生が当社、吉野及び五條工場にお越し頂きました。

吉野では天気が良かったのですが、途中鈴鹿あたりで雪に見舞われ、帰ることも検討されたとの事。コチラの状況を話すると『なんとか行ってみよう』ということになり、総勢5名で無事到着。

事務所で、図面を見ながら今回の建物の形状・規模・木組みを話し合い、木をどのように見せていくかを打ち合わせ。様の希望もお聞きし、吉野工場の案内を行いました。

広大な土地にじっくり養生させながら、出荷されるそのときを待つ木々。その様子をご覧頂きました。表面がグレーに変色している杉材も1mm削るとピンクの色が出てきます。そんな様子も見て頂けました。

食事を終え、さらに多量の材積の養生出荷待ち材のある五條工場へ。構造材だけでなく内装材、床材、テーブルやカウンターに使われる幅広材。吉野界隈で取れる広葉樹まで案内し、カヤの椅子とモミのテーブルのある事務所にて再度打ち合わせ。
模型を見せていただきながら、図面と照らし合わせながら、たった今見てきた木を使って建築している様子を創造しながらの打ち合わせは実に楽しいひとときでした。
参加した3歳のお子様も興奮気味の様子。

購入された土地には条件が付いています。『伝統工法で建築すること』。今までそんな条件は聴いたことが無くビックリです。それがあって、矢田先生との出会いがあり、当社との接点が出来たようです。条件に感謝・感謝。
旦那様は、薪ストーブと木のお風呂だけは譲れないようでして、薪の調達の心配を何度か話されていました。最初の一年目は、現場で使った余り材を薪にして持つと思います。
二年目以降はお分けいたします旨を伝えると安心されていました。
奈良に来る機会が増えそうです。そのようにおっしゃっていました。
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五條工場での打ち合わせの様子
# by sakaguchi147 | 2008-02-25 23:15 | 工場見学
建築家 永田昌民・堀部安嗣が語る
建築家 永田昌民・堀部安嗣が語る (協)もくよう連・町の工務店ネット
『これからの住まいの在りかた』
という題で 京都のひと・まち交流館 にてセミナーを開催された。

堀部先生は昨年12月にMOKスクールで講師としてこられた先生。地域地域に溶け込む住まいを提供され続ける様に私は感じている。一方、永田先生は住宅建築などで閲覧する限り、パッシブソーラーシステムを用いて、ぶれない設計をされる方だと思っている。

そんなお二人が、京都にてフリーで話をし合って、親子ほど歳の離れた二人が語り合う様は楽しく愉快に感じた。
永田先生の住まいはメンテナンスも自分で出来るそんなものが良いと、懇親会の中でおっしゃって居られた。例えばトイレの水が詰まったら、マイナスドライバーで止水してタンクを上げてちょいちょいと触ってあげれば止まることを例に挙げ、自らが直しながら住まうことを教えてくれた。私も、住まいとは自分で治しながらレストアしていくものなら尚楽しいと思っていた。
先生は話を続け、昔はどの家にもカンナやノミを含む工具セットがあり、それらを使って住まいを直したものだ。今は6本入りのドライバーセットくらいしかないと指摘され、住まいに対する考え方を住まい手に伝えていくのも必要だと感じた次第である。

機会があれば、環境にやさしく、人に優しい、居心地の良い空間を提供される二人にも当社の天然乾燥材を使って頂きたいと願う。
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# by sakaguchi147 | 2008-02-24 02:12 | イベント
ヤマトタテル 工場見学
本日、コボット田中さんと共に、静岡県から村松篤先生が来社されました。

二人が訪れた理由は、ヤマトタテルの会でそれぞれの専門業者がどのような素材を持ち合わせているか・それをどのように使えば差別化の出来る住まいを提供できるのかという問題を解決させる為の来社だったようです。

当社の、乾燥具合であったり・品質の高さであったり・養生出荷待ち材の材積量であったりをじっくりとごらん頂きました。田中さんからは『これほどのストックを持ち合わせる製材所は見たことが無い』との言葉も頂き、改めて吉野の懐の深さを知っていただいたように思われます。

村松先生の考えられる設計とヤマトタテルの商品達がLINKし快適な住まいの空間を提供できることを強く望みます。
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# by sakaguchi147 | 2008-02-23 01:45 | 工場見学
屋根垂木の提案
実は、先日のブログ紹介の針葉樹合板の上に貼った断熱材は余ったものを利用した訳です。

では何をしようとしたのかというと、写真の屋根垂木(T型・L型)を使って模型を製作。(そこで断熱材を使用)その後、工務店・設計事務所の方々に説明に上がろうと、工場内で作業しておりました。写真が完成品です。
当社では、こんな加工も行えます。034.gif

Tの引っかかり部分に断熱材を落とし込んで作業を簡単にしよう、空気層を設けようとの魂胆です。
屋根部分は危ないことも身を持って知っていますし、簡単に空気層を設けるには?の答えの一つだと考え提案することにしました。

一度、見て下さい。良い物だと思います。問い合わせ頂いた方から順に廻って行こうと思います。メールアドレスはこちら⇒muku@abox6.so-net.ne.jp
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# by sakaguchi147 | 2008-02-21 08:52 | 工場での作業