甲府へ納材
山梨県へ納品です。甲府で工務店をされています小澤建築工房さんから吉野杉構造材の注文を頂きました。

小澤社長が目利きとなり、吉野・阪口へ問い合わせ下さいました。こちらでは、多くを手刻みで建築をされています。4面カンナをかけた材料を先日搬入。満載の荷物を出荷しました。追加で、今回の納材品を注文頂き、先日の材の評価も頂きたいと思い、行って来た次第です。

吉野だから全て良い材だとは思っていません。適材適所で使って頂く。見栄えの悪い材は隠して使ってもらう。強度の出ない材は下地材として使用してもらう。一本の木を全て使いきってもらうことが大切だとお伝えしました。
すると、社長からは分かっている旨の回答。適材適所のことも理解済みでした。

山梨の木で50年程で大木になっているものがあるそうです。テーブルにしたら良いと考え製材後乾燥工程。乾燥してくると、バルサのように桐のように軽い木が出来たそうです。年輪は重みに関係します。そのことを分かっての例え話だったと理解しました。

社長も歴史のある山の木に見せられた一人のようです。吉野杉指定で使っていただけました。吉野からもっともっと発信していかねばなりません。さらに頑張ろうと思います。
(写真は小澤建築工房さんの事務所です)
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by sakaguchi147 | 2008-09-26 16:26 | 住宅建築
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